現役で仕事をし、急病で亡くなられた方の相続手続きについて

今回は、仙台三越相続サロンにてご相談いただいたお客様の事例をご紹介します。

【相談内容】
突然病気でご主人を亡くされた奥様(40代女性)からの相談でした。
相続人は、奥様とお子様2人。ご主人は現役で仕事をされていたため、退職金や生命保険金の受取り、奥様が把握しきれていない通帳や証券も多く、いったい何から始めればよいのか分からないとのことで来店されました。

【サポートセンター対応】
・財産状況は、ネット銀行の取引を含め10行、証券、不動産(自宅)、生命保険、退職金。
・相続税の申告が必要なことも分かりました。
・お子様は未成年のため、遺産分割協議を行うには特別代理人の選任も必要になります。
・生命保険の受取り手続きは、すぐに進めていただくようお伝えしました。
具体的には、下記の手順で対応いたしました。

① 被相続人(ご主人)の戸籍を収集し、相続人を確定。
② 次に亡くなったご主人の、財産の調査開始。
③ 家庭裁判所へお子様たちの特別代理人の申請を依頼。
④ 遺産分割協議書の作成、相続税の申告。
⑤ 銀行解約と納税。
⑥ ご自宅の相続登記。

【今回のポイント】
※ご主人がお子様たちのために積み立ていたお子様名義の通帳が多く、どこまで相続財産に加算するか専門家の検討が必要だった。
※お子様の代理人を申請するため、弁護士の先生もご紹介。
※取引銀行が多く、解約手続きが大変だったためすべて当社で代行。
※奥様が全く関与していなかった証券関係は売却を行い、その後の所得税の申告までサポート。

仙台相続サポートセンターでは、お客様の抱える問題を一つひとつ解決していき相続のお手続きから発生後の生活のことまでを含めて、トータルでサポートしていきたいと考えております。

相続についてお悩みのお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
当相続サロンではまずは相続アドバイザーがお悩みをお聞きし、各専門家へご紹介いたします。

「どこに相談すればよいのか分からない」と悩む方を一人でも多く救えるよう、グループネットワークを駆使して対応いたします。

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[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】

経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。

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