財産状況がほとんど不明の状態での相続について

今回は、仙台三越相続サロンにてご相談いただいたお客様の事例をご紹介します。

【相談内容】
一人暮らしをしていたお父様が他界され、相続人はお子様2人。
生前から頻繁に連絡を取らない親子関係だったため、財産状況がほとんど不明の状態でした。
ご自宅を探してみたけれど通帳も見つけられず、財布に入っていたキャッシュカードがあるのみでした。
ここからどのようにしたらいいのかというご相談でした。

【サポートセンター対応】
・財産状況がほとんど不明のため、銀行の口座確認から行います。
・ご自宅以外に不動産をお持ちではなかったかも確認します。
・財産状況を確定してから、その後の手続きを進めます。
具体的には、下記の手順で対応しております。

① 被相続人(お父様)の戸籍を収集し、相続人を確定。
② キャッシュカードのある銀行を含め、取引銀行を調査します。
③ 財産総額を確定します。
④ 基礎控除の4,200万円を超えたため、相続税の申告手続きを進めます。
⑤ 遺産分割協議書の作成、相続税の申告。
⑥ 銀行解約と納税。
⑦ ご自宅の相続登記の後に売却手続きを行いました。

【今回のポイント】
・財産の詳細が不明だったため、まずは銀行調査や資料収集のサポートから行うことに
しました。銀行調査の結果、相続税の申告も必要なことが分かったので、
手続きを申告に向けて切り替えて進めていきました。
・遠方の相続人の方もいらしたので、税理士との面談をWEBで同時に行うことで
スムーズに手続きを進めることができました。
・相続人のお2人とも持ち家があったので、ご実家は売却を希望しており、
当社のう~る不動産にて売却手続きまでお手伝いいたしました。

みらいえ相続 仙台三越サロンでは、お客様の抱える問題を一つひとつ解決していき
相続のお手続きから発生後の生活のことまでを含めて、トータルでサポートしていきたいと
考えております。「どこに相談すればよいのか分からない」と悩む方を一人でも多く救えるよう、
グループネットワークを駆使して対応いたします。

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[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】

経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。

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